口腔外科
口腔外科

口腔外科とは口の中と口の周りの外科的治療を扱うものです。
具体的には、親知らずや抜歯、顎関節症、外傷等を扱います。
ここでは、特に患者様の多い親知らずの抜歯についてご説明 致します。
親知らずの抜歯
親知らずは、必ずしも抜歯しなくてはならないと言う訳ではありません。
しかしそれは他の歯と同等のケアによって親知らずを残すことができるという場合であり、
ほとんどの親知らずは抜歯しなくてはいけません。
そうでないと、後々大きな治療をしなくてはならない場合が多いからです。
また、親知らずの歯垢を完全に取り除く事は不可能なため清掃不良で虫歯になりやすくなります。
当院では、このような様々なリスクを伴う親知らずは、早期で除去することをお勧めしています。
抜歯後の注意点
抜歯当日は安静に
抜歯には出血が伴います。カサブタの状態になるまでは出血しやすいため、
運動やアルコールの摂取、長時間の入浴などの血行が良くなるようなことはしないでください。
血が止まった後、穴の中のカサブタを洗い流さない
水を口の中でころがして、抜いた穴の中にできたカサブタ(ゼリー状のもの)を洗い流さないよう
にしてください。カサブタを汚いものと思って取ってしまうと、いつまでたっても治りませんし、
傷口が細菌に感染することもあります。
腫れたら冷やす
下の親知らずを抜いた際に起こりやすいのが「腫れ」です。
腫れてしまった時には、箇所を冷やしてあげると腫れを抑えることができるのですが、
その際氷で冷やすことは控えましょう。氷だと冷やしすぎて固まってしまい、腫れがひかなく
なってしまいます。水に濡れたタオルなどで冷やしてみてください。
また、自分でいろいろ触らないようにしましょう。