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歯科用CTを導入して今思うこと...

H25.06.28 歯科用CTを導入いたしました。移転の時(H14年)に導入したデジタルレントゲンもその当時はもちろんすばらしいものでしたが、この10年間の医療用デジタルレントゲン機器の進歩もめざましいものがあり、いまや0.1ミリ四方、立法を見れるようになっています。
歯科において一番大事なことは診断であり、最初の初診時の的確な診断、治療方針をたてるのにより精密なレントゲンは不可欠です。
平面のレントゲンは被写体の影を見ているのでそこから100パーセント正確な位置関係はわかりませんが、これまで培った経験則や知識をもって診断すればほとんどの症例において適切な治療が可能です。しかも簡便に保険で撮影できますのでこれまでどおり、ほとんどの治療においてこれで十分なのですが...、中には3次元的な位置関係を把握しないと推測で治療を進めなくてはならず、そのようなケースで2次元的レントゲン情報だけで治療をすすめることは術者、患者にとって大変なストレスであり、患者にとっては術中に思わぬリスクを被る危険性もないわけではありません。そのようなリスクをいままで術者の腕とか臨床経験によって回避してきたわけですが、前もって3次元的な情報があればその必要もなくなります。  
1ヶ月経った今あらためて思い切って導入して本当良かったとしみじみ思います。

投稿者 中の橋デンタルクリニック(2013年7月22日 17:46) | PermaLink